「世界の強さ実感」 チア大会準Vの学生が市長訪問
11月21、22の両日、ドイツで開催されたチアリーディング世界選手権で日本代表男女混成チームが準優勝を果たした。メンバーで愛媛県今治市出身の渡部理乃さん(21)=日本文理大3年=は「優勝できなくて悔しいが、実感した世界の強さを今後に生かしたい」と意気込んでいる。
渡部さんは、チアリーディング強豪校の箕面自由学園高校(大阪府豊中市)で競技を開始。小学生のころテレビ番組で同校チアリーディング部の演技を見て「かっこいい。熱いな」と魅了された。
世界選手権では日本らしさをテーマに規律を重んじた演技構成に挑戦。男性が女性を持ち上げる際に落下するミスもあり、演技の完成度をより高める必要性を感じたという。
12月28日には今治市役所を訪れ、菅良二市長に結果を報告。菅市長は「世界を舞台にした活躍は練習の成果で、よく頑張った。今治で演技を披露する機会を設けられたら」と称賛した。